ミニマルヤマの子なのに・・・

墨田区にあるミニSHOP『ミニマルヤマ』の公式ブログです

Category: ミニ日記  

華奢だけど骨太







自動車のメカというのは、えてして
「こちらを立てると、あちらが立たない」というような
ことが多いそうです。


ベットカバーをかけるときの感じでしょうか。



こっちの角をうまく引っ掛けたのに、
反対の角をひっぱって引っ掛けたら、
さっきかぶせたところが外れていたりとか?


ちょっと例えが違うかな・・(笑



ミニに話を戻すと、開発の際に、
エンジンとサスペンションで省スペース化に成功した!と思ったら、
今度は、ボディの剛性(強さ)をどうする?
という問題にぶちあたったんだそう。


当時のクルマのボディは”フレーム構造”が主流で、
鉄の骨組みの上にボディを乗せるという方式でした。


一方のミニのボディは”モノコック構造

フレームはなく、鉄板を折り込んだだけの
ティッシュの箱のような、シンプルだけど割りと頑丈な造り。


モノコック構造は、室内スペースを広く取れる上に、
車両重量を軽くできるので、ミニに採用されました。


しかし、小さなボディで、エンジンやサスペンションといった部品を
満載するとなると、ボディ自体の補強が必要になってしまいます。


そこで、考えたのが、
前後に独立した鉄の骨組みを作り、その中にエンジンやサスペンションを
入れて、ボディに取り付ける方式”サブフレーム


img120.jpg




サブフレームなら、複数の箇所でボディに取り付けるため、
路面からの強い力も分散することが出来、
ボディの補強も一部だけで済みます。


見た目に小さいミニがラリーなどでも耐えうる
強さの源のひとつは、サブフレームなのでした。



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まことに勝手ながら

ミニマルヤマは
5月4日(金)~5月6日(日)
お休みをいただいています。

よろしくおねがいいたします。


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Comments
Edit
メカが苦手というあんりさんからこんな骨太な話が聞けるとは、感動です。

モノコックはシンプルで生産性の高い構造だったんですが、当時の生産技術では精度を確保するのが大変だったんだそうで、その帳尻を合わせられるのがサブフレームだったそうです。サブフレームさえしっかり作っておけばサスのアライメント決まりますからね。脚周りの剛性が上がるので結果的にモータースポーツに適していたと。

それでも、当時のBMCは自信のないモノコックでもきちんと作ろうと努力したようで、Mk1なんかは見れば見るほど手がかかっているのが分かって、当時の執念?とも思える出来の良さを感じます。

ツボだったのでつい語ってしまいました。こういうネタをまたよろしくお願いしますw
EditRe: タイトルなし
みくたさん

そうですね。私にしては珍しく、内容がメカニカルです。
このブログの中では、だいぶ骨太で
身のある記事のひとつかもしれません☆

BMCの努力の結晶がMK1ということですね~

何が何でも”コンパクト”という軸はぶれないながらも、
きっちり大量生産を見越した設計をするなど、

ミニの出来た経緯や作るまでの努力や試行錯誤を知れば知るほど、
みくたさんのおっしゃっている通り、
この車は、執念にも近い情熱と、裏腹に、緻密な計算で出来たんだなぁと感じます。
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